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人生一番のピンチ

私は現在29歳の男性会社員せす。これは今から一年前の話になります。今まで生きてきた人生のなかで、あれほど「金がほしい・・・」と思った事はありません。

私は大阪に住んでいます。仕事の都合で東京の支社に出張にいくことがあります。今回の出来事も東京へ出張に行ったときの話しです。東京の支社の会社の土台を確認するために東京へ出張に行きました。私が勤めている会社は東海地方に店舗を置いている会社になり、大阪の環境と東京の環境と現在ではどういう違いがあるのか、肉眼で確認をして、大阪の勤務体制を見直すための出張でした。わが社では出張時には基本的に複数人で出張するのが普通です。単身で出張にいったときに、何かトラブルがあったときなどに対応させるためです。

しかし、同僚たちは自分が担当をしている仕事が忙しく、動けるのは私だけで、特例で単身で東京へむかわせてもらいました。そこで東京の支社を一日中見学をさせていただき、東京の管理職の方と酒の場で懇親会を行いました。会計などは向こうがもってもらえるようでしたが、申し訳ないと思い、私も財布を取り出したのですが、断られました。その場で現地解散となり、私も明日も仕事があるので、寄り道をせずに、東京~新大阪までの新幹線で帰ろうとしたのです。

そのときに改札をくぐろうとして、定期を財布から取り出そうとしたのですが、財布が見当たりませんでした。財布を自分がどこかで落としてしまったのです。本当に体に電流が走るくらいにびっくりしてしまい、血眼になり、財布を捜しました。懇親会をしたお店までは財布を持っていたので、店においてきたのではないかと思い、Uターンをして、店の店員さんに聞きましたが、ありませんでした。店に行くまでの道中もしっかりと財布が落ちていないか確認しながら移動をしたのですが、見つかりません。交番などにも足を運んでみましたが、届いていないようでした。新幹線の切符なども財布にいれていたので、大阪にも帰ることができずにいて、絶望をしてしまいました。会社や家族に連絡をいれても、大阪から東京までこれる距離ではありません。

大阪支社の上司に連絡を入れて、東京の管理職の方に上司から連絡を入れて、もう一度落ち合うことにしたのです。東京の支社からお金を借りる形で、切符を頂き、それで何とか大阪まで帰えることができました。このときばかりはほんとうにお金がほしいと自分は思ってしまいました。